日本で販売されているCustom製CO2-miniのUSBポートからデータが取得できないか検討してみたいと思います。
取扱説明書にはUSBポートからデータが取得できる方法の記述はありません。ただ少し調べてみますと本品はOEM製品で、 フロリダ州 オーモンドビーチ にあるCO2Meter社の製品のようです。
CO2Meter社のホームページでは日本語表記もできるようで、Windows用のソフトウェアに加え、Linux用のCソースコードが公開されています。
![](https://mm-s.biz/dist/wp-content/uploads/2020/01/CO2Mini室内空気質モニター_-CO2Meter.com-Google-Chrome-2020-01-06-11.13.06-2-1024x887.png)
まずはWindows用のソフトを起動してみます。ダウンロード解凍後、ZG.exeを直接に実行すると、何も設定せずともデータが表示されます。
![](https://mm-s.biz/dist/wp-content/uploads/2020/01/ZG-CO2-1850-ppm-Port_USB-2020-01-06-11.22.40.png)
Windowsのデバイスマネージャーから、どのポートで認識したのかを確認するとCOMとしてではなく、ヒューマンインターフェイスデバイス(HID)のUSB入力デバイスとして認識されているようです。
![](https://mm-s.biz/dist/wp-content/uploads/2020/01/デバイス-マネージャー-2020-01-06-11.27.18-2.png)
このソフトは簡単にデータロギング(年フォルダが自動生成され3秒おきにCSVファイルに記録される)したい場合や、センサーのキャリブレーション実施時など重宝しそうです。
次回は、WindowsにおけるUSB入力デバイス情報を取得してみたいと思います。