まずは部材を調達し、ブレッドボード上に仮組してみます。
ここでマイコンにおける仮ソフトウェアを組み込み、動作確認を行います。ここでは、配線確認、チップのバージョン違いや部材不良などを確認します。なおスイッチとLEDは配線を略しています。
今回、KMR-1.8の液晶において当初、二つのドライバ(ST7735R・ILI9163)を試しましたが、どうもどちらも表示しないようです。配線は何度と確認し、間違いないのですがどうも調べていくとマイコンが高速でありSPI通信のスピードをデフォルト(40MHz)で使用すると正常に表示できない場合があるようです。そこで初期化の場合、SPIレートを4MHz~16MHzに落としてやる必要がるみたいです。
具体的には、tft.begin(4000000);と記載してみます。
そうすると液晶も無事、表示されることを確認しました。参照した情報は一番下に記載しています。なおドライバは、ILI9163でした。
何度か経験していることでも、忘れかけていることや、思わぬ落とし穴があるため、ブレッドボード上での動作確認は必要です。なお、この時点で、液晶が一部、チラつくようです。調査を進めるとともに、次のステップである生板に固定し、配線していきたいと思います。
次回の部品の実装はこちらからどうぞ。