M5 StickT2について(その1)

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M5 StickT2というサーモカメラ内臓の少し変わったM5シリーズ製品があります。

扱う機会があり、まぁM5シリーズだから何とかなるだろうとたかをくくっていたら、その情報の無さから非常に苦労しました。

まずEasyLoaderというソフトを試すも、どう動作するのが正解かもわからず実行すると一見、動作しなくなってしまったような振る舞いです。

次にGithubでの情報をダウンロード。その中の[M5StickT_Lepton_opensource_v1.ino]を試そうと、選択ボードにおいてM5 StickT(or M5 StickT2)があるだろうと探すもない。M5 StickCとは液晶の解像度も違うようだが、今は動作もしなくなってしまったのでM5 Stick-Cで試してみると、コンパイルが通る。あっ、これなんだと勝手に納得し、焼きこむと初期画面でエラーを起こし、永遠に再起動を繰り返す。

ネットで情報を探すと同様の報告があり、espressif32@3.5.0だとうまく行くとのことです。これは、platform-espressif32の環境を整える必要があり、ちょっと面倒だなぁと文句言いながら、対応するもどうも環境が整わない。加えてこの先、inoファイルをccpファイルに変えていき、エラーを潰していくと考えると、ちょっと嫌になってしまい、集中力が続きません。

それであったら一度、Arduino IDE環境でボードマネージャーのバージョンを落として試してみるかということで、一つひとつ探っていくと、次のバージョンで動作させることに成功しました。

これで写真にあるようなサーモグラフィ画像が確認できました。

色々と方法はあるのだろうけれど、まずは画面をキャプチャし、それをサーバに定期送信すれば、まずはひと段落と思い、M5.lcd.readRectRGB関数を用いるも何故か得られるデータは真っ黒。

なんでだろうと悩みつつ次の投稿へ。


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